第一歌集「東京で生きる」の裏側で
生まれていた恋の歌。
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特別な場所だからではなくただそばを歩くだけでも幸せだった
内側も外側も好き待ち合わせ場所で見つけるその立ち姿も
許してる膨れっ面しても怒ってる?に怒っていると答えた時には
寄せられて胸元に頬重ねれば裏腹な君のセンサーに触(ふ)る
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ささやかで、どこにでもあるような
でも自分にとって、かつて大事であったもの。
誰かを愛した記憶。
恋の切なさや、きらめきを
三十一音にのせました。
A5サイズ / カラー
96ページ
短歌49首+写真43点 掲載